8月6日・7日、滋賀県神社庁主催による神職子弟の集い「ともしびの集い」が開催され、当会からも二日間で延べ十七名で助勢に伺いました。この集いは小学三年生から中学三年生までの県内の神職子弟が一泊二日の合宿形式で神社に関わる様々な体験を行うもので、本年が三十五回目になります。本年は十九名の子供達が参加してくれました。

青年会が毎年企画運営しているクラフトでは、七十周年記念事業「お社づくり」で余った材木を使って「笏づくり」に挑戦しました。ノコギリで材木を粗切りする体験から始め、紙やすりで削りながら少しずつ形や厚さを整えていきます。徐々に紙やすりの目を細かくしていきながら試行錯誤を繰り返し、どうにか全員が納得のいく作品を作り上げることができました。上級生が作ったものは、実際に神職が持ってみても違和感のないほどの出来映え!

他にも御神前での作法を練習したり、火鑽り具を使って付けた火を献灯したり、流しそうめんを楽しんだり…大切な一夏の思い出となりました。

本年参加して戴いた子供達にはまずは来年も是非参加して戴きたい、そしていつか今度は運営する側(神青会員)としてこの事業に戻ってきて戴きたいと願いながら、二日間の日程を執り納めました。